1歳児と一緒に飛行機に乗るのは大変な経験かもしれません。しかし、適切な準備と工夫をすれば、赤ちゃんも楽しく快適に過ごすことができます。このブログでは、1歳児連れの航空旅行に役立つ情報をたっぷりとお届けします。準備から機内での過ごし方まで、詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1歳児と飛行機に乗る前の準備ポイント

1歳児を連れての飛行機旅行は、充実した経験にするためにしっかりとした準備が必要です。赤ちゃんが快適に過ごせるよう、以下のポイントをしっかりチェックしておきましょう。
フライトの選択
フライトを予約する際は、スケジュールや飛行時間を十分に考慮することが非常に重要です。以下の点に気を付けてみてください。
- お昼寝のタイミングを考える
1歳前後の赤ちゃんにはお昼寝の時間が決まっていることが多いので、その時間に合わせた便を選ぶと大変便利です。 - 短時間のフライトが理想
飛行時間が長いと赤ちゃんにとって疲れやストレスの原因になりやすいので、可能であれば短時間のフライトを選ぶことをお勧めします。

良い時間帯の飛行機って予約が埋まってたり、運賃が高かったりするんですよね。早めに旅行の計画を立てるのが良いです。
ベストな座席の確保
航空券が確定したら、早めに座席を選ぶようにしましょう。赤ちゃんが快適に過ごせる理想的な座席について見ていきます。
- 足元の広いスペースを選択
前の座席がない場所や、足元のスペースが広い座席は、赤ちゃんが自由に動くことができるスペースを提供します。 - バシネット(簡易ベビーベッド)を選択
航空会社によっては、機内前方(ビジネスクラスの後ろ側)辺りに、上記エリアにバシネットが装着できる座席を用意しています。離着陸は使用不可でございますがオススメです。 - 通路側座席を選択
赤ちゃんが泣いたりした時に備えて、通路側座席だと、機内で歩いたりトイレに行ったりする際に便利です。 - 静かなエリアを選択
機内前方はビジネスクラスの方が多いため静かですが、後方はファミリー層が多い傾向があり、リラックスして過ごしやすい環境となります。



バシネット装着には、各航空会社にて条件が異なります。主な目安としては、0歳から1歳児で体重9kgぐらいまでと考えて良いです。詳細については、搭乗される航空会社へお問い合わせください。
寝かしつけ戦略
1歳児が膝の上で寝るのは少し難しくなることがあります。スムーズに寝かしつけるための方法を以下にご紹介します。
- 抱っこ紐の活用
抱っこ紐を使うことで、赤ちゃんを安全に抱きながら眠らせることができますが、長時間の使用は気を付ける必要があります。 - ミルクを飲ませる
効果的です。合わせて気圧の変化によるお子様の耳抜きも緩和されます。 - 事前にシミュレーション
フライトの前に寝かしつける方法をシミュレーションすることで、当日をよりスムーズに進行させることが可能です。



お子様が泣く原因の一つとなる気圧変動による耳抜き!離陸前や着陸に向けて飛行機が降下を開始する前にミルクを飲ませると・・・あら不思議!我が家はこれで耳抜きできました。
※お子様にはそれぞれ個人差があるため、確約はできませんがかなりおすすめの方法です。
機内での過ごし方を考える
快適に機内で過ごせるために、持参するおもちゃを見直してみましょう。
- おもちゃは少しだけ持参
赤ちゃんが退屈しないようにおもちゃを少し持っていきますが、多く持ちすぎると逆に混乱を生じさせます。新しい環境に対して興味を持たせるために、周りの景色や音にも注意を向けさせると良いでしょう。 - コミュニケーションの重要性
お父さんやお母さんが一緒に遊んだり、声をかけることで赤ちゃんの気を引く効果があります。
これらのポイントを考慮することで、1歳児を連れてのフライトがよりスムーズになり、快適な旅行を実現することができるでしょう。



航空会社によっては、お子様におもちゃを配ってくれます。我が家はそれで十分です。
空港での過ごし方と搭乗のコツ


飛行機に乗る際、特に1歳児を連れての旅行は、事前の準備と当日の過ごし方が重要です。ここでは、空港での時間を有効に使い、スムーズに搭乗するためのコツをご紹介します。
空港到着とチェックイン
空港には、少なくとも出発の3時間前に到着することをおすすめします。1歳の子どもと共に動く場合、チェックインや出国手続き、搭乗口までの移動には思った以上に時間がかかります。焦らずに進めることが大切です。
- チェックイン
- 出国手続き
- 搭乗口の確認
これらの手順を終えたら、キッズスペースで子どもを遊ばせる時間を作ることがポイントです。飛行機に乗る前に体力を使わせることで、機内での静かに過ごす時間が増えます。
キッズスペースでの時間を大切に
多くの空港には、子どもが遊べるスペースがあります。この時間をできるだけ長くとることが、子どもを疲れさせるには非常に効果的です。到着してからすぐにキッズスペースを訪れると、空港の雰囲気にも慣れることができます。逆に、キッズスペースがゲートから遠いと、遊べる時間が限られるため注意が必要です。
食事のタイミング調整
機内での食事も重要です。おやつや軽食を持参し、空港での食事タイムを計画しましょう。子どもの小腹を満たすために、フードコートやカフェを利用するのも良いアイデアです。また、オムツ替えやトイレのタイミングも事前に確認しておくと安心です。



機内のトイレは狭いので、可能なら空港でオムツを替えておきましょう。
優先搭乗の利点
1歳児を連れている場合、ほとんどの航空会社で優先搭乗が利用できます。これにより、周りが混雑している中で慌てることなく搭乗できます。以下に優先搭乗のメリットを挙げます。
- 落ち着いて荷物を準備(足元 or 棚)できる
- 上の棚が空いているため、安心して荷物を入れられる。
- フライト前の1歳児対策の準備の時間が持てる
ただし、優先搭乗は機内にいる時間が長くなるため、搭乗のタイミングに留意することも重要です。ギリギリに搭乗するのも一つの方法ですが、その場合は機内での準備に焦る可能性があります。
まとめて準備万端に
空港での過ごし方を計画する際は、リラックスした気持ちが大切です。お子さんのペースに合わせ、焦らず対応することで、より楽しくスムーズな出発が迎えられるでしょう。



親が焦っていると子供はそれを見て不安になります。空港では時間にゆとりを持ってリラックスしましょう。
機内での過ごし方のコツとアイデア


1歳の子どもと一緒に飛行機に乗ることは、親にとって少々ストレスのかかる体験になることがあります。しかし、事前にしっかりと準備を進めることで、機内での時間を楽しく過ごすことができます。ここでは、1歳児と快適に機内を過ごすためのコツとアイデアをいくつかご紹介します。
おすすめのおもちゃ
1歳のお子様を連れての飛行機旅行では、機内での過ごし方がとても重要です。そのためには、子供が飽きずに楽しく過ごせるおもちゃや遊び道具を持参することが不可欠です。ここでは、特におすすめのアイテムをいくつかご紹介します。
シールブック
シールを貼ることで楽しめるシールブックは、子供の想像力を引き出す素晴らしいアイテムです。100円ショップなどでも手に入れることができ、手軽に用意できます。好きなページにシールを貼ったり、他の場所に貼って遊んだりすることで、長時間の楽しみが生まれます。



我が家の場合、シールブックではなく、いろんなところにペタペタシールを貼るので、後片付けが面倒です。それも良い旅の思い出ですね。
絵本
小さなお子様向けのポケットサイズの絵本は、機内では特に役立ちます。特にしかけ絵本や飛び出す絵本は、視覚的な楽しさがあるため、子供の興味を引くこと間違いなしです。一度に全てのページを見せるのではなく、小出しにしてあげることで、繰り返し楽しめます。



我が家の場合、小出しにしないとすぐに飽きます。お子様に合ったおもちゃが見つかると良いですね。
モバイルデバイス
スマートフォンやiPadにダウンロードした動画やアプリは、特に便利です。お気に入りのアニメや歌は、短時間で子供の注意を引くことができます。また、機内モードにすることで通信費を気にせず、安心して使用できるのも魅力です。音量も気にする必要もあるため、音響用のヘッドフォンを用意するのも良いでしょう。



我が家では重宝しています。音量には気をつけて周りの配慮も心がけましょう。
機内での遊び方
おもちゃだけに頼るのではなく、機内で楽しめる別のアクティビティを取り入れてみましょう。これらのテクニックを活用することで、1歳のお子さんとのフライトをより快適かつ楽しいものにできます。準備を整えて、素敵な空の旅をお楽しみください。
機内の散歩
長時間座っていることに疲れてしまうお子さんもいるはずです。機内の通路を少し歩くことは、親も子もリフレッシュにぴったりです。客室乗務員さんに確認しながら、安全を確保して行いましょう。
外の景色を楽しむ
雲の動きや飛行機の景色を一緒に見て、子どもの興味を引き出す方法です。雲の形や海の色、お家の形、空の色など子供とお話をしながら、飛行機の旅ならではの楽しみ方もあります。



他にも普段子供と接しているような遊び方(いないないばあ等)も効果的ですよ。
泣き出した時の対処法と周りへの配慮


飛行機の中で、1歳児が泣き出してしまった場合、まず大切なのは落ち着くことです。周囲の目を気にせず、自分自身がリラックスすることで、子どもにもその気持ちが伝わります。以下は、泣き出したときに試したい対処法と、周囲への配慮についてのポイントです。
原因を探る
赤ちゃんが泣く理由はさまざまですが、一般的には以下のような原因が考えられます。
- おむつが濡れている
- お腹が空いている
- 眠たいけど寝られない
- 環境に不安を感じている
- 飛行機の音が気になる
- 気圧変動で耳が痛い
まずは、子どもの様子を観察し、どのような理由で泣いているのかを考えましょう。必要に応じて、機内のCAさんに相談するのも良い方法です。
にこにこ笑顔
親が焦ってしまうと、子どもにもその不安が伝わります。このような場面では、笑顔を絶やさないことがポイントです。普段通り、子供との会話をしながら心を落ち着けましょう。



大丈夫、ママ(パパ)がいるよ。



何か食べる?



おもちゃで遊ぶ?
このような声かけが、子どもに安心感を与えることに繋がります。
環境に配慮した行動
周りの乗客への配慮も重要です。もし泣き止まない場合、以下の対応を考えてみましょう。
- 周りの乗客に一声お礼を言う
先に挨拶しておくことで、温かい雰囲気を作れます。 - ゆったりとした場所への移動
ギャレーに足を運び、立って抱っこしたり歩いたりすることで、子どもを落ち着かせることができる場合があります。
おもちゃや食べ物で気を紛らわせる
泣き止まない時は、用意しておいた「おもちゃ」や「おやつ」を使って気を紛らわせるのも良いアイデアです。おもちゃを使って遊びながら話しかけたり、食べ物を与えたりすると、注意がそれて泣き止むことがあります。特に、飛行機の中でしか味わえない特別なおやつを用意しておくと効果的です。
周囲の理解を求める
もし泣き止まないときは、隣の席の乗客に事前に確認するのも良いかもしれません。「ご迷惑をおかけしますが、少しお時間をください」と伝えることで、多くの人は理解してくれるでしょう。子育て中の乗客も増えているため、思いやりを持って接してくれる場合が多いです。



飛行機の中で子供に泣かれると焦っちゃいますよね。中には「うるさいな」と思われる方もいると思いますが、大多数はあなたの味方です。周囲の理解を得て、子連れ旅行を楽しみましょう。
以上の対策を参考にして、飛行機での楽しい時間を少しでも有意義に過ごせるよう工夫してみてください。
まとめ


子育て中の親にとって、赤ちゃんと一緒に飛行機に乗ることは大きな挑戦かもしれません。しかし、事前の準備と機内での工夫さえあれば、楽しい思い出を作ることができます。スムーズな搭乗から、機内での過ごし方、さらに泣き止ませる方法まで、様々な対策を講じることで、周りの人々への配慮も忘れずに、快適な旅行を実現することができます。1歳児との飛行機旅行を、思い出に残る素晴らしい経験にするためのヒントが詰まっています。